今年度より会長という重責を担うことになりました。経験不足,力不足ではありますが,県事研活動が少しでも前進できるよう精一杯務めさせていただきますので,会員の皆様のご支援やご協力をよろしくお願いいたします。
研究テーマを「子どもたちの豊かな育ちを実現する学校事務」,サブテーマを,~校務運営をサポートする共同実施の推進~としました。
学校事務を取り巻く環境は,大きく変化しています。共同実施の制度化と事務職員の職務規定の改正,働き方改革の答申,文科省から事務職員の標準的職務の参考例等が通知されたところです。こうした流れを受け,岐阜県教育委員会において事務職員の標準的職務内容の見直しが行われ,昨年10月6日付けで「市町村立小中学校事務職員の標準的職務内容の改正について」を教育事務所及び市町村立教育委員会に通知しました。事務職員の校務運営への参画を一層拡大し,より主体的・積極的に参画することが期待されています。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため,教育現場においても学校の在り方が大きく変わり,さらに「予測困難な時代」になっています。子どもたちの豊かな育ちを実現するために,事務職員が果たすべき役割や課題について研究を深めていくことが大切であると考えます。今年度も,県教委・県校長会等関係機関と連携し,県内事務職員の資質・能力の向上のために研究活動を行っていきます。
最後に,このホームページには,県事研活動をはじめ,広報誌「おんさい」や手引き等の資料が掲載されています。昨年度の「秋季研修会」の動画視聴でも活用しました。今後も日々の職務や研究につながるものになるよう改良を重ねていきたいと考えています。コロナ禍で活動が制限される中,県事研と会員とをつなぐ,会員間をつなぐアイテムして,このホームページが会員に活用されてくことを期待します。
岐阜県小中学校教育研究会事務職員部会
会長 小川 茂樹